ファスナーが壊れた時の「引手は再利用できます」。折損処理とスプリングスライダーの紹介。
- bptanakad
- 2021年5月7日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年11月29日

普通にファスナーを使っていて、左画像の様に「ポキン!」と折れた場合や、
ファスナー全交換となった時、「引手は再利用したい」場合があります。
一般的には、交換したいスライダー(ファスナーを付けたり離したりする部品)の「ブリッジ」と呼ばれる部分を「強引に引き上げて戻す」作業をします。
その場合、変形させた金属部分が「弱っている」ので、ある時「ポキン!」と折れてしまう事があります。
当工房では弱った部分を「折損処理」を施しますので耐久性の高い作業が可能です。
今回のお客様は「ファスナー全交換」で、「金属引手を再利用したい」との事で作業致しました。

折損処理をするとこの「スキマが1mm以下」になります。
逆に言えば、お手持ちのブリッジのスキマが1.5mm等であれば「強引にこじ開けた」可能性が高くなります。


「折損処理」をするとはいえ、全くダメージが無い訳ではないですし、加工傷ができるので、ご心配な場合はこちらの「バネ式のスライダー」をお勧めいたします。構造がやや複雑で見た目がちょっと「メカニカル」になりますが、ブリッジに全くダメージを与えることなく、メタルプレート引手の取り付けが可能です。
色々な「サイズ」や「色」がありますので、「手に入れば」と言う事になりますが(^^;)

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