カードキーを落としたり、擦れても大丈夫な様に、羊革で専用設計ケースを制作しました。 手触り重視で、クロム鞣し革の「吸い付く様な手触り」がたまらない羊革です。
その「ゴム板を触っているような」適度な摩擦感が、ポケットの中で滑りにくく、しゃがんだ時などに「ポロっと」落ち難いのがまた良い所です。
羊革だけでは柔らか過ぎてこの様な製品に加工するのが難しく、手袋やジャケットに使われます。 よって同じ物は市場には無いでしょうね。
今回はたまたまちょうど良い革に「豚革」があったので、羊革の内側に張り合わせて適度な張りを持たせて制作。
市販品には、革の帯とボタン金具で「カードキーの出入口をホールドする物」が売ってますが、ポケットに入れる時に引っかかる事があります。
金具の裏がカードキーを傷つける恐れもあり、それを保護するために革を貼ったりすると厚みや重さが増して「デカ物」になりかねません。
「キーホルダーを取り付ける穴」も市販品にあったりしますが、カードキー自体が手に収まるサイズ感なので、他のキーを付けると「ジャラジャラし過ぎる」ので付けておりません。
とことん段差の無いシンプルな作りにしてます。
コバが全く段差のない、非常に美しい仕上がりにしてみました。
「こだわり派」の型にも満足いただけるクオリティだと思います。
メンズ用なので「半光沢」で仕上げています。「ギラギラの光沢仕上げも可能」です。
カードキーを収納した開口部の画像。
収納時はカードキーを入れ、入り口の飛び出している革を画像の様に押し込んで使います。
縫合の部分には革のスペーサーを「コの字型」に入れて、膨らみ過ぎず、適度に密着してカードキーがケースの中でガタつかないように絶妙な工夫が施してあります。
取り出す場合は矢印の位置を挟むように押すと空間ができ、カードキーを取り出す事ができます。
電池交換、清掃、車を手放す時に必要ですね。 世界に一つだけのアイテムができました。
ご希望があれば制作致しますのでお問い合わせ下さい。
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