この2つの作業はファスナーとして使える事が条件です。
先ずはファスナーテープの部分補修。
ファスナーを交換せず、部分補修で「安価に修理が可能」です。
スライドする時若干抵抗感を感じる場合がありますが、使用に差し支えない程度で調整致します。
ご覧の通り、補修感が少し出ます。
次はファスナーの金属部分の噛み合う部分、エレメント研磨について。
長期使用により、黒ずんでくる場合があります。特に金メッキは色の差が分かりやすく、気持ちよく使えません。
写真の財布は金メッキされたファスナーで、摩耗により地金が出て、そこが黒ずんでいる状態です。
それを研磨したのがこの写真です。
色は均一になり、細かい凹凸も滑らかになり、高級ファスナーの様な見た目になります。
適度な光沢もありますので、お客様満足度は高い処理です。
年数が経つとやはり黒ずんできますが、メッキを全て除去していますので、色ムラが出ません。
よって不快な印象は軽減されます。
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